コーヒー豆との出会い

貴方は自分の味覚に合ったコーヒーに出会ったことがありますか?
市販のコーヒー豆で飲んでいる人はおそらく一生出会うことがないでしょう。
コーヒーの味覚を決めている要素は酸味・甘み・苦味・香り・強さになります。
コーヒー豆の種類は産地・品種・製法になります。その豆の味を決定するのは
豆の焙煎状態・抽出温度で大きく変わります。
これらの条件で探すと一生のうちに出会うことがどれだけ困難なことだかわかると思います。
このブログでは、そんな貴方を最短・最安でベストマッチのコーヒーに出会うお手伝いをします。
ここで勉強すれば、高価な豆が必ずしもおいしい豆ではないことがわかるはずです。
貴方のためだけの特別な一杯に出会うための勉強をして下さい。

 

 

        コーヒーの産地について
コーヒー豆に適した産地は熱帯から亜熱帯気候の地域にある山岳地域で良質なコーヒー豆がとれています
最近では地球温暖化による異常気象によってその産地にも変化が現れてきています
いいコーヒー豆を手に入れるにはこのことも注視していかなくてはいけません。
コーヒー豆の主な産地

南アメリカ
 
 ブラジル(現在世界一のコーヒー豆の産出国)、 コロンビア 、ベネスエラ、 ペルー 、ボリビア 
中央アメリカ 
 メキシコ、 グァテマラ、 エル・サルバドル、ホンジュラスニカラグアコスタリカパナマ  
カリブ海諸国
 
 キューバドミニカ共和国、 ハイチ  
アメリカ合衆国 
 ハワイ島 
アジア
 
 インドネシア、 イエメン、 中華人民共和国、 インド、 パプア・ニューギニア東ティモールベトナム、 イエメン 
アフリカ
  タンザニアケニアエチオピア、 ジンバブウェ、 マラウィ、 ブルンディ、 ザンビアウガンダ
 
このほか生産量は少なくても良質の豆が取れる産地もあります。

       

        コーヒー豆の品種
コーヒー豆の品種は次の2種類に分けられます。
・アラビカ種
エチオピア原産の品種
品質は優れておりコーヒー豆生産の75%を占めています。
 
環境適応性がロブスタ種にくらべると低いが、酸味・香りが優れており
世界的なグルメブームの求めもあり栽培地域が増えている。

・ロブスタ種
環境適応性が高く、熱帯の低地でも栽培される豆の品質はアラビカ種にくらべると、
はるかに劣り麦茶のような香りが強く、液量も多く取れ価格も安価なことより
市販の缶コーヒー・インスタントコーヒー・安価なレギュラーコーヒーに使われている。
また、カフェイン量がアラビカ種の2倍で2~3%もある。



・アラビカ種

ティピカ
とても素晴らしい品種で甘味とフルーティーな酸味が特徴になっています
しかしこの種は生産性が低く品種改良の対象となってしまっているのです

ケント
インドの品種。ティピカとその他の種の雑種をされ、一部のサビ病菌に抵抗性がある。

マラゴジペ
ティピカの突然変異。ブラジルのバイア州マラゴジペで発見された大粒の品種

ブルボン
マダガスカル島にイエメンから移植されたものが起源とされる小粒の品種
甘味と濃厚感が特徴だが樹が弱く隔年収穫のため、量の安定性に欠けている

カツーラ
ブルボンの突然変異でやや丸型でやや小粒
ティピカ種に比べると酸味が強いのが特徴です。

アマレロ
ブルボンの突然変異種。甘味が特徴で完熟すると黄色く色ずく

ムンドノーボ
ブルボンの改良品種。病害虫に強く生産性が高いのが特徴。
比較的甘味・酸味のバランスがよく、ブラジルを代表する品種

カツアイ
ムンドノーボとカツーラの交配種
生産性も高く病害虫にも強い。果実は赤と黄の両方となる。



・ロブスタ種
ロブスタ
原産地はアフリカのコンゴ。標高1000m以下の低地での栽培に適し、
病害虫等に強く 多くの実がなる為、非常に収穫性が高い品種です。
 
酸味はほとんどなく、
枯れた風味があります。単品での飲用には適しません